THREEMANS: KINJO / YUTA KIMURA / KOMI
SHARE
02.21 Sat. - 03.01 Sun., 2026
13:00-19:00

本展は、異なる分野で活動する三者によるグループ展です。
私たちは高校時代から現在に至るまで、時間や場所、物や経験を断続的に共有してきました。ただし、それらが常に同じかたちで受け取られてきたわけではありません。
「Share」というタイトルは、単なる友情や親密さを示すものでもありません。
限られたものを複数人で使い回すこと、同じイメージや環境をそれぞれの身体が通過していくこと。そうした経験が、時間の経過とともにズレや差異として現れていく、その過程を含んでいます。
かつて一台のスケートボードを三人で回しながら遊んでいたことは、本展のひとつの起点です。それはノスタルジーとして語られるものではなく、共有された条件がどのように異なる実践へと分岐していくのか、という問いにつながっています。
展示空間に並ぶ作品は、共通のスタイルやテーマによって統一されてはいません。
むしろ、同じものを見てきたはずの三者が、それぞれの身体や経験を通して異なる表現へと至ってきた、そのズレや距離感が静かに立ち上がります。
それらは、寄せ集められ、継ぎ足され、時間とともに形を変えてきた関係性の痕跡でもあります。
「Share」は、共有されたものの不確かさや非対称性、そして手渡された後に変質していくプロセスを、ひとつの空間として提示する試みです。
KINJO @knjstupi
東京生まれ。荒川区在住。沖縄にルーツを持ち、日本と関わりの深いアメリカ文化を題材にした絵画や立体、パフォーマンスを発表している。「暗闇に光る目」「シリアルパッケージ」「蛇」などの記号を、“描いて”は“消す”をくり返す作業のなかでアウトラインが薄ぼけ曖昧となり、作家自身のポートレイトのように愛嬌のある姿で「個人的な存在」に変容する。それはKINJOにとっての自画像のようなものであり、自身のルーツを掘り下げていく行為でもある。
木村 祐太 @woodvillagecycles
平成元年生まれ。
都立工芸高校金属工芸科を卒業後、専門学校にて特殊造形、メイクを学ぶ。
フリーランスで造型工房に通い映画などの造型アシスタントを経験。
その後造型の道から離れ、自転車店、スケートボードショップで働く。2012年から個人で中古自転車の組み立てを行い、販売を行う。
2021年に古い自転車を乗る人の好みに合わせて組み立てることのできるオーダーメイドの自転車屋WOOD VILLAGE CYCLESを起業。
現在も自転車の組み立ての傍ら、制作活動を行う。
komi @komi_revel
平成二年生まれ、板橋を拠点に暮らしている。
SKATE BOARD SHAPEにはじまり、乗り終わったスケートデッキや廃材を生かし、作品製作に取り組む。
MC KOMICKLINICK 名義で楽曲製作等、活動もしている。
幼少期より祭礼に携わっており、伝統的なものや寺社仏閣の構造や装飾、彫刻からインスピレーションを受けている。
2025年よりINHERIT GALLERYに所属。
