DISKAH
LOST AND HOLD
12.06 Sat. - 12.14 Sun., 2025
13:00-19:00

この度、アーティスト田中大輔(Diskah)による写真集「LOST and HOLD」(TANG DENG刊)出版を記念して、写真展《LOST and HOLD》を開催いたします。
写真集LOST and HOLDは、Diskahが”最も濃密な時を過ごしていた”90年代~00年代に撮影された140点以上の秘蔵写真(LOST)で構成される写真集です。
一連の写真群は、弱冠二十歳の写真家、中嶋琉平の手によって長い時を経て現像(HOLD)されました。
写されていたのは、街に渦巻く研ぎ澄まされた危うい匂い、そして荒々しくも華麗な路傍の品性。またそれらとは一見無関係に、しかし同じ世界線に共存する人々が織りなす穏やかなる殺風景。あるいは、家族と愛。ある種の覚悟を持ちながらもあくまで市井に生きる者だけに宿る視座が確かに焼き付けられ、アレて・ブレて・ボケたモノクロームのヴィジュアルに混じってスタイルとして溢れてきます。
何をどのように撮影するかは写真をアートとして成立させるための前提でしかなく、肝心なのは「誰が」撮ったか。Diskahはそれを体現することのできる稀有な作家の一人です。
本展では、同書の掲載写真の中から厳選された十数点が展示される予定です。作家とプリンターの化学反応が迸る迫力の銀塩写真を是非ご覧ください。みなさまのお越しをお待ちしております。
Diskah
東京都生まれ。
1990年代初頭、スケートチームTOKYO Z-BOYZ のメンバーとして活動を開始。
1994年にはスケート、アート、音楽を横断する多目的レーベル OWN (Original World Network)を立ち上げ、2008年まで主宰する。活動の最中、友人から借りた一台のカメラがきっかけとなり写真表現に傾倒。Fine Magazine、Warp Magazine Japan、Wheel Magazine、Trans World Skate Japan などで、OWNの活動を捉えた写真を発表していった。
その後、林文浩の助言を受け、ZINE という形で自身の写真をまとめ始める。これを機に、彼が編集長を務めていたファッション誌 DUNE にも作品を寄稿するなど、写真家としての活動が広がっていく。
一方で、90年代後半からはドローイングやペインティング作品の制作にも着手し、雑誌やミュージシャンへのアートワーク提供も開始。2002年より Diskah 名義で本格的に作家活動をスタートする。
のちに 大図実験、さらにはニューヨークを拠点とするアーティスト集団Barnstormers のメンバーとしても活動を展開。絵画、写真ともに独学で深めてきた表現は、国内外での個展・グループ展、ファッション・音楽・広告への作品提供など、多方面へと広がり続けている。
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TEDD WAKAGI
BEING INSEPARABLE
POP UP STORE WITH GUESTS by slowpoke
12.19 Fri. - 12.25 Thu., 2025
13:00-19:00

この度、下馬インヘリットギャラリーにてTEDD WAKAGIの写真展を上記日程で開催いたします。
本展では自身が25年通ったSan Franciscoの”影”に焦点を当てた写真作品17点を展示。
都市の姿を形づくる存在が写し出す影と気配をぜひご覧ください。
合わせて、青森県弘前市の衣料品店”slowpoke”によるPOPUPでは、San Franciscoでピックした古着、SFローカルアーティストたちの作品とzine、本店に合わせて制作したオリジナルプロダクトなど並ぶ予定です。みなさまのお越しをお待ちしております。
ー思えば遠くきたもんだー
初めてSFに降り立ったあの日、その受けた衝撃で人生の指標がLock on!!!
……したように見せかけて、実際は完全に方向音痴なまま見切り発車した暴走特急slowpoke。つまり、最初から迷子である。し、か、も、片田舎の弘前で。それから、四半世紀…多くの方達に支えられ、時には、少なくない裏切りも経て…なんだかんだで、なんとか今まで生き永らえてきたのだ。そして、今では地元弘前の七不思議とさえも言われるまでになったのだとか…
そんな中ついに?僭越ながら写真を展示+ちゃっかり販売(確信犯)さらに、POP UPまでしてしまうという、控えめに言って暴挙(出稼ぎ)に出たのだ。ここ、花の都大東京〜🎶いや、この東京砂漠〜🎶で。果たして…人は成長するのだろうか…それとも暴走し続けるのだろうか...さらにそんな暴走を後押しすべく、どさくさ紛れにSF friends達をも巻き添え喰らわすという、今回はもう暴挙を超えて、それはもはや蛮行!と言っても過言ではないだろう…そう…そんな私にお声掛けしたが故に蛮行に巻き込まれ…いやむしろ!この蛮行を『よし、逝け。』と静かに快諾&推してくださった、蛮勇番長・藤本さん! あらためまして、心よりお礼申し上げます。でもあとで、「いや〜あの展示だけは、マジ汚点だったわ〜」とかだけは、絶対に言わないでくださいね❤️
slowpoke店主
スティーブン・フレデリック・セガールもとい、若城 徹土
